今回はクレーコートの特徴、メリット・デメリットをお伝えしていきますヨ。
サーフェスの特徴も知って、ぜひあなたのテニスに生かしてくださいネ。
◆クレーコート の 特徴
・球足がものすごく遅い。
・ボールの変化が出やすい。
・ラリーはものすごく長い。
■メリット
・土の質にもよるが、球足の変化が激しい。
(イレギュラーもあり)
・海外のツアーで勝負できるジュニアが育つ。
・正しい打点にしっかりと入る癖がつく。
ハードコートと同じように、正しい打点に入らないと、自分の打ちたいボールを返せないのです。
ゴマカシがききません。(^^;)
・我慢強いラリーが出来るようになる。 延々とラリーが続くことも。(- -;)
・足に負担がかかりにくい。
・スピンプレーヤー、ドロップショットの上手なプレーヤーが育ちやすい。
※ココでまたちょっと解説を。
ドロップショットとは、あなたが深いボールを打ってくるだろう…と対戦相手が予測して準備を
しているときに使うショットです。
ネット付近にボールが落ちて、1バウンド後の2バウンド目があまり跳ねないボールのことを
いいます。
スピンプレーヤーが育ちやすいのは、クレーコートでは、スピンで打つとボールが高く弾むから
です。相手はボールを返しづらくなりますからネ。
スライスではボールが浅くなりやすく、相手に攻撃されることが多くなり、勝てなくなります。
また、スライスを使ってもバウンドした後に球足が遅くなり、パッシングショットを打たれて
ポイントをとられてしまう可能性が高いのです。
※スライスとは、逆回転のかかったショットをいいますヨ。相手に低いところで打たせたいとき、
時間を作りたいとき、変化をつけたいときなどに使います。
■デメリット
・管理が非常に大変。
・雨が降ると、スグにコートが使えなくなる。
・シューズやウェア、ボールが汚れやすい。気がつくと靴下は色が変わってます、アハハ(笑)
・ネットプレーヤーが育ちにくい。
ところで、ひとくちにクレーといっても、いろいろな種類の土(石やレンガをつぶしたり)があります。
たとえば、アンツーカーとは、ひとことで言うと、粘土を細かく砕いた土のコートです。
アンツーカーの詳しい説明はコチラ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%84%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC"
そのアンツーカーを使ったコートといえば、まっさきにフレンチオープンを思い浮かべませんか?
実は昨年、念願のフレンチオープンに行ってきました〜。
せっかくですから、ここでちょっとボクの初フレンチオープンの感想をお話ししますねっ。
まず、コートは、まさに「レッドクレー」といわれるとおり、赤色のレンガを細かく砂にしたような色を
していましたヨ。
クレーコートのメリットは、「我慢強いラリーが出来るようになる。」とお伝えしましたよね。
四大大会のなかで、どうしてフレンチオープンを観戦することにしたかというと、コーチから
(注:あ、ボクにもコーチがいるんです〜。(^^))
『4大大会へ行くのならば、フレンチへ行け!』
と言われたから です(笑)
コーチと行った初フレンチオープンですが、生のナダル、ジョコビッチ、サフィン、ゴンザレス、
ヒューイットなど、本当にたくさんの選手の試合を見ました☆
なかでも1番の思い出は、モヤVSシュワンクの試合をコーチャーズ席
(テレビで映るコーチがいる席)から見ることができたことですね。(^^)
しかも、2番コートだったので、選手までの距離がち、ちかい!!(^_^;)
手を伸ばせば、触れちゃう距離なんですよ。
そこで、1番前の席にコーチと座ったのですが、この席はモヤのコーチ側の席!?
それとも、シュワンク側のコーチの…!?
僕はここにいていいのだろうか・・・。(^^;)「あっ、スペインのTVに映っちゃうじゃん!!」
なんて本気で思いました(笑)。
途中でコーチに『ちょっと他の試合を見てくるから、ここで待ってて』と言われて、ひとりにされた
ときは、『あぁ〜、周りから視線を感じる・・・1人で、この席にいるのは本当にツラい・・・』
と感じました。(苦笑)
でも、あそこまで間近で見る緊迫した接戦の試合は、今までのテニス人生で1番 衝撃的でした。
その日の夜は、コーチに興奮して話しまくっていたのを今でも思い出します。 (^^)
どれだけ接戦だったか・・・はどーぞコチラをご覧ください↓
http://news.tennis365.net/news/today/200805/7216.html
「全仏観戦がボクの人生を変えた!!」と言っても過言ではないくらいでした。(^-^)v
あなたも、フレンチオープンにぜひ行ってみてくださいっ!!
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